バレンタインデーは本当は何の日？チョコレートの送り方もわかりやすく解説

バレンタインとは

バレンタインデーとは、西暦3世紀頃のローマの聖人バレンタインに由来しているとの説が一般的です。

当時のローマ皇帝は家族がいると兵士の士気が下がるという理由で、兵士の結婚を禁止していました。そのため、キリスト教のバレンタイン(バレンティヌス)司祭は内緒で兵士の結婚式を行っていましたが、ローマ皇帝に発覚してしまいます。

ローマ皇帝は改宗を迫りますが、バレンタイン(バレンティヌス)司祭は受け入れず、逆に愛の尊さを説いてローマ皇帝に抵抗しようとしたため、2月14日に処刑されました。ローマ教会は殉教したバレンタイン(バレンティヌス)司祭を愛の守護者とみなし、処刑された2月14日は愛の誓いの日と呼ばれるようになりました。

14世紀ごろの中世ヨーロッパでは、バレンタインデーに恋人たちが贈りものやカードを交換する行為が風習となり、第一次世界大戦以降では恋人たちの特別な日として広まっています。

海外のバレンタイン事情

2月14日が恋人たちの特別な日であることは世界共通ですが、国によって風習や慣行が多少異なります。

たとえば、ヨーロッパでは想いを寄せる方に対して、匿名のメッセージカードを送って、気持ちを伝える日です。カップルや夫婦の場合は、次のようなプレゼントをお互いにします。

• メッセージカード
• 赤いバラの花束
• クッキーやケーキ、チョコレートなどのお菓子

アメリカでもバレンタインデーは恋人や大切な方へ愛情を表現する日となっており、恋人や夫婦間で贈りものをするだけでなく、友人同士や親子間でも贈りものを交換する場合があります。

韓国では女性から男性にチョコレートを渡すことが多く、日本のバレンタインデーに近いイベントとして広まっています。なお、日本と違い、派手で大きなプレゼントを渡す傾向があり、チョコレートがたっぷり詰まったバスケットや大きなギフトボックスなどが人気です。

日本のバレンタイン事情

日本にバレンタインデーが伝わったのは1950年代で、女性から男性に想いを伝える行事として紹介されています。

初めはカードや洋菓子、手芸品、花などを渡していましたが、1958年に日本の洋菓子メーカーが展開したキャンペーンがきっかけで、バレンタインデーにチョコレートを送ることが一気に広まりました。

また、日本にはお中元やお歳暮といった贈答文化があったため、日本独自のホワイトデーや義理チョコ、友チョコなどの文化が誕生したと考えられています。

現在では、バレンタインにチョコレートを送ることが日本発祥の文化としてアジアに広まりつつあります。

なお、最近では頑張っているご褒美としてご自分にチョコレートを購入したり、チョコレート以外のギフトを送ったりするなど、新たな形へ進化する特徴も見られます。

バレンタインギフトの渡し方

バレンタインギフトの渡し方は大きく分けて2つあります。

• 手渡し
• 配送サービス

日頃から顔をあわせている相手なら手渡しをして、あわせて感謝の言葉を伝えることもおすすめです。

遠くに住む相手なら、ゆうパックのような配送サービスを利用してギフトを送りましょう。

ただし、チョコレートは気温や温度によっては溶けてしまう可能性があります。気温が20℃を超える場合、手渡しなら保冷剤や保冷バッグを用意したり、冷蔵温度で配送できるサービスを利用したりすると安心です。

バレンタインギフトを送るなら郵便局

バレンタインギフトを遠くに住む相手に送るなら、郵便局のサービスを活用してみましょう。

たとえば、ゆうパックなら荷物の縦・横・高さの合計が170cm以下で、重さ25kgまでなら送ることが可能です※1。基本運賃はサイズとあて先別で算出しますが、最高30万円まで補償する損害賠償制度※2があり、土日休日も含めて毎日配達します。

郵便局ではゆうパックの各サイズに合った包装用品を販売※3しており、バレンタインギフトの形やサイズ、数などにあわせて選びましょう。

荷物を詰めたら送り状を準備して、集荷を依頼するか、郵便局やコンビニなどのゆうパック取扱所に持ち込んで発送手続きを済ませます。

ゆうパックであれば、発送した荷物はお届け先に配達されているかどうか、追跡サービスから確認できるため、安心です。

また、サイズとあて先によって基本運賃は変わりますが、どのサイズでも最大重量(25kg)は変わりません。そのため、ゆうパックは小さくても重量がある可能性があるバレンタインギフトを送る際の手段として向いています。

ほかにも、郵便局やコンビニなどのゆうパック取扱所にご自身で持ち込めば120円の割引が適用される「持込割引」のほかに、「同一あて先割引」または「複数口割引」など割引制度があるため、バレンタインギフトをお得に発送したい方は活用してみましょう。

※1 次のようなものはゆうパックで送ることはできません。
・爆発性、発火性、その他の危険性のある物
・毒薬、劇薬、毒物および劇物
・生きた病原菌および生きた病原体を含有し、または生きた病原体が付着していると認められる物
・法令に基づき移動または頒布を禁止された物
・人に危害を与えるおそれのある動物
・複数の個人情報を含むもの
・現金
・信書

※2 30万円を超えるお荷物の補償については、セキュリティサービスをご利用ください。
※3 ゆうパック包装用品の在庫の有無は、郵便局によって異なります。

チョコレートを送るならチルドゆうパックがおすすめ

ゆうパックにはいくつか種類があり、バレンタインギフトとしてチョコレートを送るならチルドゆうパックがおすすめです※。

チルドゆうパックは、保冷が必要なゆうパックを引受から配達まで冷蔵温度帯でお届けします。チルド冷蔵のため、チョコレートのような温度で味や形などが変化してしまうデリケートなバレンタインギフトでも、安心して送ることができます。

チルドゆうパックの場合、重さは25kg以下までで、荷物の縦・横・高さの合計が150cm以下で、なおかつ、もっとも長い辺の長さが100cm以下の荷物なら送ることが可能です。なお、横倒しできないものは、厚さ(高さ)が50cm以下という条件が加わります。

運賃は通常のゆうパックと同様に、サイズとあて先別で算出しますが、チルドゆうパック利用分も加算されるため、通常のゆうパックよりも運賃は高くなります。

通常のゆうパックと同様に、「持込割引」や「同一あて先割引」または「複数口割引」が適用されるため、活用してみましょう。

なお、ご利用はチルドゆうパックの取扱いのある郵便局に限ります。

※チルドゆうパックご利用時の注意点
・差し出されるまでに、荷物をあらかじめ冷やしておくようお願いします(予冷)。
・予冷していない場合、保冷温度が上昇し、他のお客さまのお荷物に影響を与えるおそれがあるため、お荷物をお引受けできないことがあります。
・ゆうパック送り状をご利用ください。
・配達時など、一時的にお荷物が外気に触れる場合があります。あらかじめご了承ください。
・信書を送ることはできません(無封の添え状や送り状は同封することができます)。

バレンタインギフトを送る際には「郵便局アプリ」を活用してみる

バレンタインギフトを送る際には、「郵便局アプリ」を活用してみましょう。

「郵便局アプリ」は郵便局のサービスをもっとお得で便利にできるアプリです。インストールしてゆうIDの登録を行えば、「郵便局アプリ」のさまざまな機能やメリットが得られます。

たとえば、「郵便局アプリ(ゆうパックスマホ割サービス)」を使ってゆうパックを発送すると基本運賃から毎回180円の割引が受けられ、アプリで送り状を作成できるため送り状を手書きする必要がありません※。

ご自身が送った荷物は「郵便局アプリ」で追跡番号を入力すると、配送状況が一目でわかります。再配達も、最短2ステップで可能です。

ほかにも、位置情報により現在地から一番近いポストの場所や収集時刻を確認でき、準備した荷物の送り方を質問形式で調べられるなど、さまざまな機能が搭載されています。

郵便局アプリの便利な機能やお得な割引を利用して、バレンタインギフトを送ってみてはいかがでしょうか(「郵便局アプリ(ゆうパックスマホ割サービス)」は、チルドゆうパックを発送する際にはご利用いただけません)。

郵便局アプリはこちら

※アプリにクレジットカードを登録のうえ事前決済し、郵便局に荷物を持ち込んだ場合に限ります。
※【持込割引】【同一あて先割引】および【複数口割引】は適用されません。

感謝の気持ちを込めてバレンタインギフトを送ってみよう

バレンタインデーは、身近な人にバレンタインギフトを渡す日です。

日本では女性から男性にチョコレートをプレゼントすることが一般的となっています。

相手がチョコレートを好まなかったり、アレルギーを持っていたりする場合も考えられるため、チョコレート以外のギフトをプレゼントするのもおすすめです。

遠方に住んでいる方にバレンタインギフトを送るなら、ゆうパックを活用してみましょう。

ゆうパックには引受から配達まで冷蔵温度帯でお届けするチルドゆうパックがあるため、チョコレートなどのバレンタインギフトを送るのに向いています。

また、「郵便局アプリ(ゆうパックスマホ割サービス)」で事前決済のうえ郵便局でゆうパックを発送すると、郵便局窓口で支払う手間が省けて、ゆうパックの基本運賃から180円の割引を受けられます。「郵便局アプリ」を利用して、チョコレートなどのバレンタインギフトを送りましょう。